センスのいい新築祝いの選び方

家族や知人、友人など、身近な人がマイホームを建てた際に贈る新築祝い。気心が知れた者同士であれば、事前に何が欲しいか聞くこともできますが、サプライズで贈る時など、どんなモノが良いのか、迷うこともありますよね。今回は、そんな新築祝いのセンスのいい選び方をご紹介します。


新築祝いにむかないものはなるべく避ける

贈る世代にもよりますが、縁起が良い悪いという観点から新築祝いには避けたいアイテムがあります。特に目上の方は気を付けましょう。

新築祝いに避けたいアイテム

・火を連想させるアイテム

火事は家の一大事です。火を連想させるアイテムは昔からタブーとされています。
灰皿、ライター、キャンドル、ガスコンロ、ガスファンヒーター、赤い花束など

・観葉植物

新築祝いによく贈られるもののように感じますが、生き物は世話をする手間がかかるうえ日当たりなど場所が限定されるため、邪魔なのに捨てるに捨てられず困らせてしまう場合も。相手からのリクエストがない限りは贈らないようにしましょう。

・履物や敷物

靴や靴下、玄関マットやカーペットなど、履物や敷物は相手を踏みつけるという上から目線の贈り物だと言われています。特に目上の方への贈り物には避けましょう。

・壁にかけたり、貼ったりするもの

日本人は特に、新築した家を傷つけたくないという意識が強いと言われています。壁かけの絵画やオブジェなどは避けた方が無難です。

実際には、こんなものが喜ばれる傾向に

・キッチンアイテム

自分ではなかなか買わないけど、あったら嬉しいなと思うものの一つがキッチンアイテム。
ブランド物のティーカップや最新のキッチン家電、高級エプロンなど、日常的に使えるものが喜ばれやすいと言われています。

・高級タオル

引っ越しとともに一新したいと思う人が多いタオル。何枚あっても邪魔にならず、肌ざわりなめらかで、吸水性抜群の高級タオルは喜ばれること間違いなし。

・商品券や現金

一番喜ばれると言っても過言ではないのが、商品券や現金。新築した家に合わせて好みの物を選べるのが理由です。相場は、友人5,000円~1万円、親類や家族1万円~3万円くらいと言われています。最近は素敵なのし袋がたくさん出ているので、新札の紙幣を用意して相手の好みののし袋に入れて渡したり、ちょっとしたお菓子を添えるとより喜ばれます。

いかがでしたか?商品券や現金と聞くと「心がこもってないのでは?」と思われがちですが、新築祝いに関しては住む人たちが家に合わせて好きなモノを選べると考えると素敵な贈りモノになります。相手との関係や好みを考慮して、最適なプレゼントを用意してくださいね。