家族の引っ越しを楽にする不要品処分のコツ

前回のブログで楽しくラクに引っ越しをする方法をご紹介しました(引っ越しを楽しくラクにする方法)。その中でも触れた「家族だけでする引っ越し」。核家族や共働き家庭が増え、このような引っ越しを選択する人は多いのではないかと思います。また引っ越し会社のおまかせパックは費用の面で不安、気軽にお友達に頼れない、といった場合も多いですよね。そこで今回は前回の続編として、自分たちでやるしかない引っ越しを簡単にする方法、その中でも不要品処分について詳しくご紹介します。


まず手をつけるべきことは不要品処分

引っ越しを少しでもラクにしようと思ったらまず始めたいのが不要品の処分です。なぜなら梱包するものと運ぶものが少なくなれば断然効率がよくなるからです。その上、荷物の量が少なければ運送費用も割安です。

不要品を処分するコツ

生活していると意識していなくても不要品がたまってくるものです。1年以上使っていないものがあれば不要品と判断してよいと思います。そのままにしておくと、新生活に必要のないものまで新居に持っていくことになってしまいます。この際、断舎利と考え、思い切って捨ててしまいましょう。

なかなか捨てられない、という方は以下の基準で持ち物を眺めてみてください。

・存在を忘れていたもの

・1年以上使っていないもの

・壊れているもの

・新生活にふさわしくないと思うもの

・捨ててもまた手に入るもの

また、どうしても増えてしまいがちな写真や書類などはスキャンなどでデータ化すると格段に持ち物を減らすことができますよ。

大きなものは計画的に処分

さて、断舎利で出た大量のゴミ。捨てる方法もしっかりとチェックして進めていきましょう。

家具

燃えるごみは基本的に自治体の燃えるごみ収集日に回収してもらえばOKですが、問題は粗大ゴミや家電ゴミなどです。自治体の粗大ゴミ収集日に引き取ってくれるものもありますが、規定サイズを超えていたり、量が多かったりする場合は有料のケースもあります。各自治体によって違ってきますので事前に確認しておきましょう。

また、収集日は月に1~2回という場合が大半だと思います。収集日がいつなのか前もってチェックしておき、確実に出せるように準備しておきましょう。

家電

テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機は家電リサイクル法により自治体での処分ができません。これらの家電を処分したい場合は家電を購入したお店、または買い替えするお店に引き取りを依頼します。購入したお店がわからない場合や遠方などで依頼できない場合は、郵便局でリサイクル料金を払ってリサイクル券を買い、指定引き取り場所へ持ち込む方法もあります。またこれら4つの家電はいずれの処分方法でもリサイクル料金がかかるのでご注意を。

これ以外の家電は自治体に処分を依頼することが可能です。ただし何ゴミになるのか分別方法は自治体によって違ってきますので確認が必要です。

捨てる直前になって慌てることにならないように、前もって確認しておきましょう。

 

こんな方法もあります!引っ越し会社に回収してもらう

家具などの粗大ゴミや家電などは可燃ごみのように簡単に捨てることができないため、処分には手間と時間がかかります。

そういうときは引っ越し会社に回収してもらうという方法も検討してはいかがですか?荷物の運搬だけを頼む場合であっても、交渉すれば不要品を回収してもらえることがあります。そこで引き取ってもらえるなら自分で受け渡しをしたり送付したりという手間を省くことができますよね。興味がある方は一度引っ越し会社に確認してみるとよいと思います。

まとめ

荷物も手続きも多く、大変な家族の引っ越し。友人や親戚に頼ることができなくても、不要品をうまく処分できればぐんとラクに簡単にすることができますよ。新生活のスタートを気持ちよく迎えるために、ぜひ参考になさってください。