日本人にはやっぱり畳?今どきの畳事情
暮らしが欧米化するにつれ、新築の住宅やマンションで見かけることが少なくなった畳。椅子やソファ、ベッドを使って暮らす毎日は、畳が主流だった日本人にとって、とても素敵に見えたのかもしれません。ところが最近、「畳の部屋が必ず欲しい!」とおっしゃるお客様がどんどん増えています。なぜ今畳なのか、今どきの畳事情をご紹介します。
心をほぐす感触と香り
旅行などで旅館や民宿に泊まり畳の部屋に案内されると、思わずゴロンと寝転んでしまうことはありませんか?道中の旅の疲れがすーっと抜けていくような感じがして、なんとも心地よいですよね。それもそのはず。畳の原料であるイ草の繊維は、まるでスポンジのようにフカフカなので、これが柔らかすぎず、硬すぎない適度な弾力を生み、心の緊張をときほぐしてくれるんです。また、イ草の香りには、森林浴成分に代表されるフィトンチッドが20%も含まれているので自然とリラックスできます。一旦畳から離れた人もこうしたほっとするような感覚を思い出したり、何かの折りに畳と接することで、フローリングとは違った癒しを求めて畳部屋を取り入れたいと思うのかもしれません。
畳にはメリットがいっぱい
抗菌性
あまり知られていませんが、イ草はさまざまな菌を抑制することが分かっています。有名なところでは、食中毒で知られる大腸菌O157やサルモネラ菌、黄色ブドウ球菌など実に多くの菌に対して抗菌作用が認められています。
集中力の持続
小中学生260名を対象に、一般の教室と畳の教室に分け試験を行ったところ、畳の教室の生徒の方が解答数・正解率ともに高い結果になりました。
吸放出性
イ草は、水分の吸放出性に優れているため、夏の湿度が高い時期には水分を吸い込み、冬の寒く乾燥する時期には水分を放ちます。そのため、夏は涼しく、冬暖かな環境づくりに役立ちます。
参照URL:http://aichi-tatami.com/topics/kono.html#header
既成概念にとらわれない和室もあり!
ピアホームでもお客様お一人おひとりのご希望に合わせた、
さまざまなタイプの和室をご提案しています。
事例1 「個性豊かなカリフォルニア風住宅」 大阪府豊中市
イ草は、水分の吸放出性に優れているため、夏の湿度が高い時期には水分を吸い込み、冬の寒く乾燥する時期には水分を放ちます。そのため、夏は涼しく、冬暖かな環境づくりに役立ちます。
http://www.piahome.jp/jirei/20161216
事例2 「落ち着きの中にこだわりが光る家」 大阪府豊中市
リビングの奥には小上がりの和室を、そして3階には飾り棚や障子を設えた純和風の和室を取り入れた、和と洋を感じる住宅。階段の先にスッと現れる和の空間の清々しさと、木の香りに癒されます。
http://www.piahome.jp/jirei/20160918
事例3 「新たな暮らしが程良い空間となる家」 大阪府吹田市
これまでも、和室での生活を楽しまれていたご家族がしっかり和室を取り入れた住宅。1階と2階の両方に和室を設け、襖や壁紙にもこだわるなど日本人の遊び心をふんだんに盛り込んだお家に仕上がっています。
http://www.piahome.jp/jirei/20160531
いかがでしたか?今は畳も進化し、住宅のデザインに合わせ使い分けができるようになりました。畳のほっとする感覚は、科学的根拠だけでなく日本人が受け継いできたDNAにも刻まれているのかもしれませんね。吹田・豊中・池田・箕面で和室を取り入れた木造住宅を建てるならピアホームへ。お問合せをお待ちしております。