家にかかるお金を知ろう!「注文住宅の諸経費」

家を新築したり、リフォームしたりする際にかかるお金の話。今回は、家の建築費や土地代とは別に必要になる、諸経費をご紹介します。諸経費のことを知っているのと、知らないのとでは大違い。いざマイホームを建てるぞ!となった時に損をしないためにも、諸経費も含めた計画的な資金計画を立てましょう。


住宅に関わる諸経費とは?

家を建てたり、リフォームする際、建物の建築費や土地代とは別にかかる費用のことです。一般的には、土地と建物の金額の610%程度かかります。例えば、3000万円の家を建てた場合、300万円もの諸経費がかかる場合があるんです。しかもこの諸経費、住宅ローンの対象外!住宅ローン会社が住宅ローンとセットで貸し付けてくれる場合もありますが、金利が高く多くの利子を払うことになり損をしてしまうことも。そのため、諸経費はできるだけ自己資金で賄う方がよいとされています。

どんなものが諸経費になるの?

土地取得の仲介手数料

多くの方が不動産業者から土地を購入することになりますが、その際最大、土地価格の3%(これに消費税8%)+6万円の仲介手数料を支払わなければなりません。例えば、2,000万円の土地を購入した場合、最大70.8万円の仲介手数料が発生します。

印紙税

高額な商品を購入した際や食事をした際の領収書に、収入印紙が貼られていたことはありませんか?このように、大きな買い物をする際、印紙税が発生します。住宅購入もその一つ。土地の購入、建物の購入の際、契約金額に合わせて契約書に収入印紙が貼られるため、その印紙税を負担することになります。例えば土地の場合、1千万円を超え5千万円以下であれば1万円の印紙税が必要になります。通常は、売主と買主がそれぞれ負担(契約書はそれぞれ保持)することになります。

登記費用

不動産を取得すると、不動産登記をする必要があります。個人で手配することもできますが、ローン会社によっては、提携する司法書士事務所を通さなければならない場合もあり、総額で50万円近くかかることも。もちろん、この費用も住宅ローン対象外です。

引っ越し、家具や家電製品など

引っ越しや新築の際に必要な家具や家電製品なども諸経費です。

いかがでしたか?住宅価格の10%もかかる場合がある諸経費。意外と知らない方も多く、せっかくよい土地と出会っても断念せざるおえないことも。マイホームを建築する際には、諸経費を含めた資金計画をしっかり立ててくださいね。吹田・豊中・池田・箕面で、注文住宅を建てるならピアホームへ。諸経費のこともお気軽にご相談ください。