木造住宅でも可能! エレベーターのある暮らし
新築当時は、難なく上っていた階段がネックになって、老後、引越しを余儀なくされるケースが増えています。「本当は、住みなれた家で一生暮らしたい…」。そんな希望を叶えてくれるのが、ホームエレベーターです。一昔前までは、豪邸にあるイメージの強かったエレベーターですが、新商品も続々登場し、身近な存在になってきました。今回は、そんなホームエレベーターをご紹介します。
ホームエレベーターにかかる費用はどれくらい?
ホームエレベーターには、本体価格や設置工事費の他、申請費用や維持費などがかかります。ホームエレベーターには設置場所が必要なので、リフォームよりも新築の方が費用を抑えられる傾向にありますが、リフォームであっても、吹き抜け部分などに設置することができれば、解体費用や増築費用など余計なコストを削減できることもあります。将来的に設置したい場合は、設計者と相談の上、予め吹き抜けスペースを設けるという方法もあります。
・ホームエレベーターにかかる主な費用
本体価格+設置工事費:250万円~480万円程度
一般的に、本体価格と設置工事費は、セットで販売されていることが多いです。また、木造や鉄筋コンクリートなど、構造によっても費用が変わります。
申請費用:10万円~15万円程度
エレベーターを設置した場合、通常の確認申請とは別にエレベーター専用の確認申請を提出する必要があります。
電気代:500円程度(1ヵ月)
1日平均20回程度使用した場合の金額です。使用頻度によって、電気代は前後します。
法定点検費用:4万円~7万円程度(年間)
エレベーターは法律によって、定期的な点検が義務付けられています。点検のほか、メンテナンスにかかる費用によって金額は異なります。
上記のほか、エレベーターを設置することで家屋の評価額がアップするため、固定資産税も2万円程度上がると言われています。初期費用を除くと、年間約10万円弱ほどの費用を想定するとよいでしょう。
実は、色々使えるホームエレベーター
エレベーターというと、足腰が悪くなってからの生活や介護の負担などを考えると、あると嬉しい設備ですが、それ以外にも利用できるシーンは多々あります。赤ちゃんを抱っこしながら重い荷物や洗濯物を運ぶ際や、趣味の重い道具を持って上がる時など、日常生活でも活躍してくれます。
まとめ
いかがでしたか?ホームエレベーターは身近になったとはいえ、費用は大幅に増えます。今、そして未来、どんな暮らしをしたいのか、家族や自分自身に問いかけながら、ホームエレベーターの有無をプランニングしてみてくださいね。もしかしたら、ホームエレベーターが「できない」暮らしを「できる」暮らしに変えてくれるかもしれませんよ。吹田・豊中・池田・箕面で、ホームエレベーターのある木造住宅を建てるならピアホームへ。ぜひ想いをお聞かせください。