地球環境の保全やSDGsにも繋がる、木造住宅の力

地球を守り、すべての人が平和と豊かさを享受できる世界の創造をめざして、今急速に広まっている、SDGs。建築業界でも、この持続可能な開発目標であるSDGsへの取り組みが徐々にはじまっています。かねてより、カーボンニュートラルな社会(脱炭素社会)を推進する要素の一つとして木造住宅が注目されてきましたが、SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」にも合致するこの取り組みは、今後さらに勢いを増しそうです。そこで今回は、地球環境の保全やSDGsにも繋がる、木造住宅の力をご紹介します。


カーボンニュートラルとは?

カーボンニュートラルとは、現実的に難しい温室効果ガス(二酸化炭素及び、メタン、一酸化二窒素、フロンガスを含む)の排出量ゼロをめざすのではなく、植林、森林管理などによる温室効果ガスの吸収量を差し引いて、トータルでゼロをめざす取り組みです。この実現に向け120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げ、日本でも2020年の臨時国会で宣言されました。

木造住宅を建てる選択が、カーボンニュートラルを後押しする

カーボンニュートラルの実現には、温室効果ガスの排出削減とともに吸収源の確保が必要です。その一助となるのが、木造住宅の普及です。植物が二酸化炭素を吸収し光合成をすることは知られていますが、実はこの際、吸収した二酸化炭素を貯蔵します。森林から切り出された木材は、その二酸化炭素を貯蔵したまま建築材料として使用され、木材が燃やされるまで炭素が大気中に放出されることはほとんどありません。いわば木材は温室効果ガスの天然の貯蔵庫なのです。成長が盛んな時期の木ほど、よく二酸化炭素を吸収します。そのため、適齢期を迎えた木材を伐採し建築利用する→植林するという好循環を生み出すことができれば、カーボンニュートラルに大きく貢献することができます。また、木造建築は、建築時の炭素排出量が少ないという特徴もあります。マイホームを建てる際、木造住宅を選択することは、カーボンニュートラルを後押しする力になるのです。

 <まとめ>

いかがでしたか?カーボンニュートラルやSDGsと聞くと、国や企業など大規模な取り組みのように感じてしまいますが、実はマイホームを建てる際、木造住宅を選択することも、達成に向けての大きな力となります。木造住宅や木製家具、街の木々などに実は二酸化炭素がたくさん貯蔵されていると思うと、目に映る世界が少し違って見えてきますね。吹田・豊中・池田・箕面で、そんな素敵な木造住宅を建てるならピアホーム建設へ。一緒にカーボンニュートラルを実現しましょう!