木造住宅は天然のヒーリング空間。木の香りの効果とは?

新築の木造住宅に訪れると、なんとも心地よい木の香りに癒されたことはないでしょうか。その香りの正体こそが木に含まれる「フィトンチッド」です。木、一本一本から揮発するこの香り成分は、木が傷ついた際に傷口を細菌から守るためのもので、リラクゼーションをはじめ、人にもさまざまな効果があることで知られています。そこで、今回は、木造住宅が天然のヒーリング空間ともいわれる、この木の香りの効果についてご紹介します。


木造住宅も日本の長寿を手助けしている?フィトンチッドの効果がすごい

フィトンチッドがたくさん放出されている山や森に行くと、すーっと心が落ち着くような感覚になることがよくあります。これは、木からフィトンチッドが揮発する際、部分酸化することでマイナスイオンが発生し、そのマイナスイオンを浴びることによる現象なのだそうです。このようなリフレッシュ効果以外にもフィトンチッドには、

 

・消臭効果

・リラックス効果

・大脳皮質を活性化させ、調整力をアップさせる効果

・高血圧の抑制

・神経系の緩和

・皮膚病・呼吸器系疾患の改善

・アレルギー性疾患の予防、回復

・虫よけ効果

・有害菌の不活性化

など

 

多くの報告があり、今だ未解明な部分もあるものの、多数の学者たちがそのポテンシャルを高く評価し、研究を続けているのだとか。ちなみに、森林内のフィトンチッドの濃度は68月がもっとも濃く、より空気が新鮮でおいしいと感じやすいのだそうです。

 

参考HP岐阜県森林研究所

 

手軽に木の香りを取り入れて、お部屋で森林浴

木造住宅の木の香りを手軽に取り入れるなら、精油がおすすめです。例えば、ヒバやヒノキ、クスノキなどの精油には、フィトンチッドの成分であるテンペル類が豊富に含まれています。デスク回りやリビング、寝室やクローゼットなど、さまざまなところに精油をしみこませた布や紙をそっと置いておくだけで、たちまち癒し空間になりますよ。

 <まとめ>

いかがでしたか?木造住宅からフィトンチッドがどれくらいの間揮発するのかについては、文献を探すことができませんでしたが、5年経ったおうちにお邪魔してもまだ木の香りがするなんてことはよくあること。もしかしたら、はじめほどの効果はないものの、木造住宅に住むことで、持続的になにかしらの恩恵を受けているのかもしれませんね。吹田・豊中・池田・箕面で、木の香り溢れる木造住宅を建てるなら、ピアホーム建設へ。体や心にもいい、素敵なマイホームを一緒に建てましょう。