泥棒に嫌われる家づくり

ホームセキュリティーが一般の家庭にも普及するなど、家の防犯対策が強化されています。夫婦共働きで家を長時間空けているご家庭も少なくない現代。お子様だけが家にいる場合などは、空き巣よりも忍び込みによる犯人との鉢合わせを未然に防ぐ必要があります。そこで今回は、注文住宅で危険を回避する、「泥棒に嫌われる家づくり」をご紹介します。


泥棒はこんな家が好き

泥棒は飛び込みで空き巣や忍び込みをすることは少ないと言われています。留守の時間帯や窓の位置、鍵の場所などしっかりと事前に下見をし、安全確認をしたうえで犯行に及ぶことが多いようです。とすれば、逆に下見をしにくい家づくりが、「泥棒に嫌われる家」ともいえます。では、どのように泥棒が下見をするのか見ていきましょう。

  1. 泥棒は角地が好き!
    土地としては人気の高い角地。でも2方向から敷地の様子が伺える角地は泥棒にとってとても下見がしやすい家といえます。逆に道から小さな路地を抜けて奥に敷地がある家は、下見をしにくいように思いますが、一旦敷地内に入ってしまわれると、近所からの目線が遮られるため意外と危険です。下見という点に関しては、道路に一辺だけが面した土地が比較的安全と言えるでしょう。

  2. 泥棒の進入口は玄関ではなく窓!
    泥棒は人目につきやすい玄関よりも、道路から奥まった窓や裏手にある窓から侵入するケースが多いと言われています。また、うっそうとした庭木などで死角になる窓も狙われやすい侵入口です。窓の鍵の部分のガラスを音も立てずそっと外して、鍵を開けなんなく家に入り込みます。一見、道路に面して見通しのよさそうな家でも、隠れる場所が多い家は泥棒被害に合いやすいと言えます。

こうして撃退!泥棒が嫌う家づくりのポイント

  • 庭木は定期的に手入れを
    さっぱりと庭木を手入れすることで、敷地内の死角をなくしましょう。

  • 防犯性の高い窓やシャッターを取り付ける
    泥棒の7割は5分以上侵入に手間取ると諦めると言われています。そこでおすすめしたいのが、バールなど道具を使っても5分以上壊れないことが立証されたCPマーク付きの製品です。一般的な窓よりも価格が高いので、死角になる部分に対して、CPマーク付きの窓やシャッターを取り付けると良いでしょう。

  • 窓に防犯ブザーを取り付ける
    100円ショップなどでも売られている防犯ブザー。泥棒は大きな音を嫌うので、かなり効果的。取り付けも簡単で費用も安く抑えられます。

お金や大切な物を盗まれることも大きな被害ではありますが、泥棒の侵入によって命の危険にさらされることもあります。ご家族が長く安心して暮らせるように、ぜひ家づくりをお考えの際には、防犯対策も検討してみてくださいね。池田、箕面、豊中、吹田で防犯性に優れた注文住宅を建てるならピアホームへ、みなさまの理想の家づくりを全力でお手伝いします。