夏こそ家庭菜園!「ポタジェ」でオシャレに野菜を育てよう

キュウリにトマト、ナスにピーマン、色とりどりの夏野菜を家庭菜園で楽しむ人が増えています。そんな中、野菜をつくるだけで庭がオシャレになると、ガーデナーたちの間で人気なのが、「ポタジェ」です。フランス語で「混ぜ合わせる」という意味のポタジェは、野菜だけでなくハーブや草花を一緒に育て、「観る」と「食べる」の両方を楽しむヨーロッパ伝統の家庭菜園。狭いスペースでたくさんの種類を育てることができるので、小さなお庭や屋上、ベランダなどでもつくることができます。今回は、そんなポタジェの魅力をご紹介します。


箱庭で野菜を育てて楽しむ、それが「ポタジェ」

細長い畝をつくり、等間隔に同じ野菜の苗を植える日本式と違い、木やレンガ、石などで囲まれた四角いスペースの中に野菜やハーブ、草花をごちゃ混ぜにして、仲良く育てるのがポタジェです。まるで縁どられた1枚の絵のように、花だけでなく野菜やハーブの成長した姿を想像しながら、思いのままに植え付けます。プランターだって立派なポタジェ。小さなスペースでも楽しむことができるんです。

コンパニオンプランツが野菜をおいしくする

「ポタジェ」づくりで大切なのが、コンパニオンプランツとの寄せ植えです。例えば、トマトの近くにマリーゴールドを植えると害虫から守ってくれたり、キュウリの近くにネギを植えると病気を抑制してくれたりします。このようにポタジェは、単に見た目のオシャレさだけでなく、「共栄作物」「共生作物」とも呼ばれるコンパニオンプランツをそばに植えることで、野菜が元気においしく育つんです。

<主なコンパニオンプランツ>

・キュウリ(ネギ、ニンニク、バジル、パセリ、トウモロコシなど)
・トマト(ネギ、ニンニク、マリーゴールド、バジル、ナスタチウムなど)
・ナス(エダマメ、パセリ、マリーゴールド、ナスタチウムなど)
・トウモロコシ(エダマメ、インゲン、キュウリ、カボチャなど)

キュウリとナス、ナスとトウモロコシ、ネギとダイコンなど、逆に相性の悪い組み合わせや、ラベンダー、ローズマリー、レモンバームなど野菜の生育を妨げてしまう花やハーブもあるので、注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか?ヨーロッパには、大小の「ポタジェ」をいくつも組み合わせたお庭がたくさんあります。ポタジェありきで土地を探し、間取りを考えるのも一つの家づくりです。ぜひみなさんも「住む」だけでなく、マイホームでの暮らしを存分に楽しんでくださいね。
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