意外な出火原因にも注意!冬の火事対策

年々減少傾向にはあるものの、年間4万件近く起こっている火事。特に空気が乾燥する冬から春にかけて発生件数が多く、例年年間出火件数の約6割がこの時期に起こるといわれています。乾燥し建物や家具の水分量が少なくなり燃えやすくなることに加え、冬場は、暖房器具など火を使う機会も多くなります。今は、自動停止機能がついた暖房器具も多くありますが、うっかり消し忘れたまま出かけてしまったなんてことも多いのではないでしょうか?そこで今回は、火事を未然に防ぐためには何に気を付ければよいのか、冬場の火事対策をご紹介します。


意外な出火原因で火事に

出火原因の中で毎年1位となっているのが、たばこの不始末です。小さな火種に思えるたばこから、紙や布、カーテンなどに燃え移り、やがて家全体に燃え広がります。続いて、たき火やコンロなど、火を使うものが続きますが、意外と知られていないのが、電子機器や配線からの出火です。配線やコンセントから出る火花を見たことはないでしょうか?何らかの原因で電子機器や配線から火が出たとき、近くにホコリなど火種になるものがあると燃え広がるのはあっという間。このような火事を未然に防ぐためには、たばこ、コンロ、ストーブなど目に見える火だけでなく、電子機器やコンセント、配線回りの掃除もこまめに行うことが大切です。

家も家族も守るためにやっておきたい、火事対策とは?

<火事を未然に防ぐための6箇条>

1. たばこ、コンロ、ストーブなど火の消し忘れがないかチェック

2. ストーブなど火の回りにモノを置かない

3. 電子機器や配線、コンセント回りをこまめに掃除する

4. 使わない電子機器のコンセントは抜いておく

5. ストーブなど暖房器具を使用前に点検する

6. 火災報知器や消火器を設置する

 

火事は火によって起こる事故です。火を侮らず、しっかり管理することで火事は未然に防ぐことができます。14は毎日チェックして、家と家族を守りましょう。

参考資料:令和2年版消防白書

 <まとめ>

いかがでしたか?冬になると連日火事のニュースが報道されます。日本の住宅の90%以上が木造住宅です。そのため、火事=木造住宅だと思われがちですが、実は木造住宅は鉄骨に比べ熱に強く、崩れ落ちるまでの時間が長いため、逃げ出す時間を確保できる建物だともいわれています。もちろん、火事対策をしっかり行う必要はありますが、木造住宅は、火事にも強い家といえるのです。吹田・豊中・池田・箕面で、家族を守る木造住宅を建てるならピアホーム建設へ。安心、安全な住まいを一緒につくりませんか?