間違えるとカビや結露の原因に!?正しい加湿器の置き場所とは

空気が乾燥しがちな冬に大活躍するのが加湿器。性能が大幅にアップした今の加湿器は、サイズも大小さまざま、加湿方式もスチーム式・ハイブリッド式・超音波式などから選ぶことができ、給水回数も少なくなってきています。でも、どんなにスペックの高い加湿器だったとしても、使い方を間違えると、カビや結露の原因に。そこで今回は、湿度を快適に保つ、加湿器の正しい置き場所をご紹介します。


置き場所が加湿効果を左右する

加湿器を効率よく使うために一番気を付けたいのが、設置場所です。正しい位置に設置し直すだけで、加湿効果が大幅にアップします。

正しい置き方①

部屋の真ん中に置く

水蒸気を部屋全体に効率よく拡散できる場所、それが部屋の真ん中です。可能であればここがベスト。でもスペースや見た目で断念する人も多いはず。そんなときは、出入口や窓、家具や家電製品の近くを避けて、できるだけ真ん中に近い位置に置きましょう。

正しい置き方②

外気に触れやすい場所は避ける

空気は温度が下がるほど、飽和水蒸気量(空気の中に存在できる水蒸気の量)が減ります。加湿器を冬場、室温よりも温度の低い窓や出入口付近に置くと、せっかく加湿をしてもすぐに水滴になってしまい、結露やカビの原因に。逆に、暖かい風を送り出すエアコンの吸入口付近は、水蒸気の拡散もできておすすめです。

正しい置き方③

噴出口は、床から30cm以上高くする

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に集まりやすい性質があります。そのため、噴出口を高い位置に置くことで、飽和水蒸気量が増え、効率的に加湿することができます。床から30cm以上離す、またはサーキュレーターなどで空気を循環させ、できるだけ水蒸気が冷たい空気に触れないようにしましょう。

こまめな掃除でカビを防ぐ

加湿器のお手入れを怠ると、水蒸気と一緒にカビや細菌をまき散らしてしまうという事実をご存知でしょうか。健康や美容のためにしている加湿が、病気や肌荒れの原因になることもあるのです。

 

・タンクの水はこまめに換える

・フィルターは週に一度掃除する

・抗菌加工された加湿器を使う

・スチーム式の加湿器を選ぶ

 

このように、お手入れしやすいものを選び、こまめに掃除することで、安心して加湿することができます。

 <まとめ>

いかがでしたか?加湿器を使っているのに効果をあまり感じない、逆に結露やカビが発生したなど、お困りの方はもちろん、これから設置するという人も、ぜひ今回ご紹介した置き場所とお手入れ方法を実践してみてくださいね。正しく加湿された部屋は、想像以上に快適ですよ。吹田・豊中・池田・箕面で、1年中いつでも心地よい注文住宅を建てるならピアホーム建設へ。お気軽にご相談ください。