木のある暮らしが健康を守る

日本は古来より、木造住宅を作ってきました。
現在、鉄筋コンクリートの家も増えてはいますが、内装に無垢のフローリングを使ったり、木製の家具を置くなど、木と人とは今も深く繋がっているように思います。


木造注文住宅のピアホームでは、木造住宅の良さに魅了され、木造住宅をご希望されるお客様と家づくりを行ってきています。今回は、そんな木造住宅の良さの一つ、木と健康についてお話したいと思います。

木の香りが人を健康にする

木造建築の家を建てると、とてもいい木の香りがします。住み始めるといつの間にか感じられなくなりますが、来客時に「木の香りがいいね」と言われたり、旅行からの帰宅時に木の香りを再度感じたりするように、木の香りはつねに漂っているのです。人 は森を散歩する時、なんとも清々しいよい気分になりますよね。これは木からでるフィトンチッドという成分のためだと言われています。このフィトンチッドは、血圧を下げたり、 脈拍の乱れを少なくしたりと心をリラックスさせる効果があることが分かっています。木造建築の家の中も同じこと。この木の香りが人を癒し、睡眠を助け、気分を爽やかにしてくれるのです。気に囲まれて暮らすことになる木造建築は、いつの間にか人々の健康に役立っているんです。

木の香りは悪臭も消す

木の香りは、悪臭を消す働きがあることをご存知ですか?ヒノキ、トビマツ、ヒバなどの匂い成分にアンモニア臭を通したところ、高い消臭率があることが分かりました。例えば、トイレの壁にヒノキを使えば、いつでも爽やかな空気があふれる空間になりそうです。木造建築は、デオドランド効果が期待できる建築方法ともいえそうですね。

ホルムアルデヒトも木の香りで退散

建材(接着剤や塗料)からでるホルムアルデヒトによって、頭痛や吐き気、ぜんそく、ア レルギーなどを引き起こすシックハウス症候群。木にはこれらの症状を緩和し、ホルムアルデヒトを吸着して減らす働きがあることが分かっています。木造建築の家は、シックハウス症候群から人々を守ってくれる優しい家です。

木の家は長生きできる

マウスを使って長生き実験をしたところ、木のケージで飼っていたマウスが、金属やコンクリート製のケージで飼っていたマウスよりも長生きするという実験結果も出ています。 成長の様子を見ても木のケージのほうが発育がよかったそうです。また、ある老人ホームでは、木をたくさん使っている施設の方がインフルエンザにかかったり、怪我をしたり、不眠になったりする人の数が少ないことが分かったという話もあります。このように、健やかな暮らしには木が欠かせないと言えそうです。

いにしえから、日本の人々の暮らしを支え続けてきた木造建築。その良さが今見直され始めています。木の家に住むというだけで、健康になれる。
そんな素敵な住まいをこれからもピアホームは提供し続けます。木造建築のメリットはまだまだあります。ご興味がある方は、ぜひぜひピアホームまでお問合せください。