意外と知らない!? 木造住宅クイズ

木造住宅は、今も昔も日本で最もポピュラーかつ、人気のある住宅様式です。設計の自由度も高く、住む人のライフスタイルや希望にそった夢のマイホームを実現できます。それほど身近な木造住宅ですが、実は「えっ?」と驚くような、知っているようで知られていないことも多いのです。そこで今回は、木造住宅の意外と知らない!?事実をクイズ形式でご紹介します。


■問1.

日本における新築住宅の木造率は何%?
A 36.1%  B 54.9% C 91.5%

正解は、「B」54.9%。

これは、鉄骨や鉄筋コンクリートが多いマンションやアパートなども含めた数字のため、戸建て住宅に絞るとさらに高くなります。実際、日本にある戸建て住宅の90%以上が木造住宅と言われており、日本における木造住宅の人気の高さがうかがえます。

■問2.

木造住宅は、鉄骨や鉄筋コンクリートに比べ、建設時に二酸化炭素を多く排出する。
〇か×か…

正解は、×。

木は燃えるイメージがあるため、二酸化炭素を多く排出しそうですが、実は、鉄筋コンクリートや鉄骨の家に比べ、建設時の二酸化炭素排出量は約半分。木造住宅は、地球温暖化の防止にも役立つ、エコ住宅なのです。

■問3.

木造住宅は、コンクリート住宅より長生きできる。
〇か×か…

正解は、〇。

静岡大学がラットを使った実験結果によると、コンクリートの箱と木箱それぞれで飼育したラットでは、あきらかに木箱の方が長生きしたそうです。人間に換算すると、約9年もの開きがあったとか。木が持つ調湿性や調温性が関与しているのではないかと言われています。
参照:「コンクリート住宅は9年早死にする」(船瀬俊介/二見書房)

■問4.

木造住宅は、鉄筋コンクリートや鉄骨に比べて燃えやすく火事に弱い。
〇か×か…

正解は、×。

木が燃えやすいのは、細い木やおがくずのような細かい場合のこと。構造材に使われている太く分厚い木は燃えにくく、30分火にさらされても燃えるのは表面からわずか2㎝ほどだと言われています。逆に鉄筋コンクリートや鉄骨は、温度が上昇するにつれ木よりも変形や崩壊が起こりやすく、木造住宅よりも火事に弱い側面があります。

まとめ

いかがでしたか?みなさんの思い描く木造住宅のイメージとの違いはあったでしょうか?火事に意外と強かったり、長生きできる環境を整えてくれたり、メリットも多い木造住宅は、今、さらに進化を遂げ、より安心・安全な住まいに成長しています。吹田・豊中・池田・箕面で、木造の注文住宅を建てるならピアホームへ。ぜひお気軽にご相談ください。