家族でテレワークやリモート授業ができる間取りづくりのポイント

国が推進する働き方改革やコロナ禍の影響を受けて、ここ数年でテレワークをする人が急増しています。その流れは衰えることなく常態化する企業も増え、結果、新築戸建て住宅の間取りに、ワークスペースを取り入れる人も増えています。中には、夫婦のテレワークに加え、子どももリモート授業を受けているご家庭も。そこで今回は、家族みんなが自宅で仕事をしたり、授業を受けることを想定した、注文住宅の間取りづくりのポイントをご紹介します。


家族といえど、プライベートスペースを大切にするのがポイント

今回、テレワークやリモート授業を多くの人が経験し、「家族で過ごす時間が増えた」「通勤時間がない分、時間に余裕ができた」といったプラスの意見も多い中、「家族でも、常に一緒なのはしんどい」「一緒の時間が長い分、些細な喧嘩が増えた」というマイナスの感情を抱く人も実は多いのです。その大きな原因となっているのが、急ごしらえなワークスペースやリモートスペースによるストレス。「家族の声やテレビの音で集中できない」「テレビや漫画など誘惑が多くやる気がなえる」「自分は仕事をしているにも関わらず寛ぐ家族に腹が立つ」といった意見も多く、大きな喧嘩に発展してしまう人も。そしてそこから見えてくるのは、プライベートスペースの大切さです。人の目や音を気にせず、仕事や授業に専念できるスペースを確保することで、ストレスなく、テレワークやリモート授業を行うことができるのです。

場所を離して書斎やフリースペースを設けておくと安心

リモート授業は子ども部屋を活用するとして、夫婦共働きで二人ともワークスペースが必要になる場合は、とにかく離れることが大切。例えば、1階と2階に分けるのもおすすめです。夫は2階の書斎で、妻は1階のフリースペースでといった具合にお互いの気配を極力消しましょう。注文住宅なら、もしワークスペースを個別に確保する余裕がなくても、例えば予め寝室やクローゼット、パントリーの一角やデッドスペースを有効活用したワークスペースをつくりつけることも可能。余裕はあるけれど、テレワークの予定がない場合は書斎やフリースペースを確保しておくと、急に必要になった場合でも安心ですよ。

<まとめ>

いかがでしたか?テレワークは、日本人の働き方を大きく変える起爆剤になる反面、変化の大きさに戸惑う人も。仲睦まじく、相手を気遣うことを重んじる日本の古き良き価値観に縛られることなく、働き方や家族の在り方、暮らし方もどんどん改革して、より家族が笑顔で暮らせる家づくりができれば、いうことないですよね。吹田・豊中・池田・箕面で、そんなテレワークにも対応した素敵な注文住宅を建てるならピアホーム建設へ。お気軽にご相談ください。