引っ越しを楽しくラクにする方法

家の購入が決まり、いざ入居!その前に引っ越し作業が待ち構えています。新居を前にわくわくする気持ちでいっぱいですが、引っ越しとなるといろいろと面倒なことがたくさん・・・。家族の引っ越しの場合、どうしてもその負担が女性のほうに偏る場合が多いようです。少しでも楽しくラクに引っ越しをしたいと考えている主婦やママのために、様々な方法を紹介します。


引っ越しおまかせパックで引っ越し会社にすべてやってもらう

段ボールへの梱包から運搬まですべて引っ越し会社がやってくれるのがいわゆるおまかせパックです。希望すれば引っ越し先での荷解きまでオプションで選択することができます。一番手間がかからず、楽な方法といえるでしょう。小さなお子さんがいる、共働きで引っ越し準備をする時間がない、介護が必要な家族がいる、などの場合、引っ越し準備の負担を大幅に減らすことができるので大変便利な手段です。

値段を安くする方法

引っ越しおまかせパックを使う場合、やはり気になるのは料金のこと。通常の費用に加えて、荷作りや荷解きの人件費が上乗せされるため、どうしても割高になります。

そこでおすすめしたいのが複数の引っ越し会社に相見積りを取ることです。引っ越し会社のほうもライバルに仕事を取られないように値段を下げることがよくあります。この方法だと自ら値下げ交渉をしなくても引っ越し費用が大幅に安くなることがありますので試してみる価値ありです。

また、引っ越しの繁忙期を避けることで見積り額が下がる事もあります。一般的には3~4月、夏休み、冬休みが繁忙期、という引っ越し会社が多いようです。うまくスケジュールを組んでこの時期を避けるようにするとよいと思います。

友達を巻き込む

親しい友人がいるならこの方法もおすすめ。

引っ越し作業というのは荷造りから運搬まで、たいてい時間がかかり、大変なものです。でも親しい友人と一緒なら楽しく話しながら作業ができます。

よく家に遊びに来る友人なら収納している場所を知っているなど、引っ越し会社よりも話が早い場合もあります。

また、一度にたくさん集まってもらうことができるなら人海戦術でスピーディーに終わらせることも期待できます。一度に集まってもらうことができなければ空いている日や都合のいい時間に手伝いに来てもらうこともできますね。

友人にとってもメリットが

引っ越しをすると、たいてい不要品や、不要でなくても手放さなくてはならないものがたくさん出て来ます。ゴミや不要品を捨てるのも一苦労。地域によっては引っ越しゴミは有料だったり、通常のゴミの日には出せなかったりする場合もあります。引っ越しを手伝ってくれたお礼としてそれらのものを譲ってみるのはどうでしょうか?友人にとっても、欲しかったものを手にいれることができるならお互いにとっていい機会になると思います。

使わなくなったおもちゃや家具を譲る

もう要らないけど捨てるには忍びない、というおもちゃや家具。「これ欲しかった!」という友人に使ってもらえるなら一石二鳥です。

食材を捨てずに譲る

冷蔵庫の中の食材やキッチンの備蓄食材を捨てずにあげてしまうのも意外に喜ばれるものです。もちろん、賞味期限が過ぎていないかチェックをお忘れなく。

自分(と家族)で引っ越し作業をする場合

すべて引っ越し会社に頼むのもお財布が許さない、頼れる友人もいない、といった場合は自力で引っ越しをすることになります。どうすれば楽にできるでしょうか?

長いスパンで計画的に

スケジュール表を作り、予定を書き込んでみましょう。引っ越しに関する作業や手続きがしっかりと整理でき、何をいつやればいいのかが一目瞭然になります。

最低でも1か月前から計画を立てて動き出しましょう。

 ・粗大ゴミなどの収集予定日を調べる

・段ボール箱や梱包資材を集めておく

・友人などに譲りたいものがあれば早めに連絡を取り手配しておく

・ガス、水道、電気等の停止、引っ越し先での開栓の手配

・子供の学区外への引っ越しの場合はその手続き

など引っ越しには多くの作業と手続きが必要になってきます。計画を立てるのに早すぎることはありません。早く動けば何かトラブルがあったときにも対処しやすいので、スケジュール表を作って計画的に動くことをおすすめします。

家族に任せられることは任せる

家族の引っ越しでは各自それぞれの持ち物は各自に管理を任せてしまいましょう。たとえばパートナーの趣味のグッズや大切にしているものなどは本人がしっかり責任を持って荷造りしてもらうようにします。また、子供のおもちゃ、学用品などは子供自身が荷造りに挑戦できるようにしてあげるのも良い方法です。自分のものならば愛着を持って管理できると思いますし、引っ越し後の荷解きのときにも「あれはどこ?」「これが見つからないんだけど・・・」ということも減るのではないでしょうか。

前日は銭湯や外食などを利用してゆっくりと過ごす

自分で引っ越しをしようと思うと、荷づくりはどうしても引っ越し前日までにすることが必要になってきます。その場合キッチンやお風呂も使えなくなってしまいますね。

せっかくなら前日の夜と当日の朝はゆっくりと過ごしてみるのはどうでしょうか?キッチンが使えないので夕食は外で。お風呂が使えないので銭湯へ。引っ越し作業を頑張ったご褒美として、ゆったりと過ごしてみてください。そうすれば当日に荷造りするのは布団だけになり、気持ち的にもとてもラクになります。

まとめ

引っ越し会社にまかせる、友人と一緒にする、自分でやる、それぞれに楽しくラクにできるポイントがあります。せっかく買ったマイホームへの引っ越し、少しでも快適にできたらいいですよね。ぜひご自分に合うやり方を試してみてください。