その掃除、家を傷めていませんか? 木造住宅をすっきりキレイにする掃除のコツ

2018年も残り3か月ほどになってきました。新年に向けて、早い人では大掃除を少しずつ始めている人もいるのではないでしょうか。そこで今回ご紹介したいのが、木造住宅をすっきりキレイにお掃除するコツ。天然の木がふんだんに使われた木造住宅は、掃除の仕方を間違えると逆に家を傷めてしまうこともあるんです。ポイントをしっかりおさえて、大切なマイホームの1年の汚れをすっきり落としましょう。


木造住宅を傷めない掃除のポイント

木の性質を見極めながら、ポイントをおさえて正しくお掃除すれば安心です。

・天然木のフローリングのお掃除は、空気が乾燥する冬がおすすめ

調湿効果のある天然木は、湿度の高い夏の間は膨張し、冬になると収縮する性質を持っています。そのため膨張している夏は、フローリングとフローリングの隙間や、わずかな傷の間にはさまった埃や汚れが掃除しにくい傾向にあります。空気が乾燥しはじめる晩秋ごろからのお手入れがおすすめです。

・フローリングのお手入れに重曹水スプレーはNG

さまざまな汚れを落としてくれると話題の重曹水。ただしフローリングは、使用後の水拭き次第では重曹の粉が白く残ってしまうためNG。普通の雑巾での水拭きも、頑固な皮脂汚れがなかなかおちないので、マイクロファイバーなど、目の細かい布でのお湯拭きがよいでしょう。

・木のカビは掃除機で絶対吸わない

木造住宅で意外に多い黒カビ。ついつい掃除機で吸いたくなりますよね。でも、吸引したカビは排気口から飛び出し、家中にまき散らす羽目に。最悪繁殖の手助けをしまうため絶対にNGです。お風呂用のカビ取り剤を使ったり、重曹水やお酢を使ってこするなども、木を傷めたり、脱色してしまう恐れがあるため行わないようにしましょう。ホームセンターなどで売っている木材専用のカビ取り洗剤が安心です。

・加工されていない柱は水拭きしない

大掃除となると、家中を水拭きしたくなりがちですが、柱など加工されていない木材の水拭きは、シミの原因になるためNGです。から拭きをしても汚れが気になる場合は、お湯につけ固く絞った雑巾でやさしく拭き取り、最後にきちんとから拭きをしましょう。

まとめ

いかがでしたか?天然木は湿度や温度によって形状が変化したり、水や洗剤に弱い性質があります。逆に、ポイントをおさえて丁寧に掃除すると、とても長持ちします。日ごろからやさしくお手入れして、住み心地のよい住まいを長続きさせてくださいね。吹田・豊中・池田・箕面で、お掃除のしやすい木造住宅を建てるならピアホームへ。ぜひご相談ください。