国産材を活用した木造住宅で、日本の森をよみがえらせよう!

世界でもトップレベルの森林大国日本。ところが、森林面積の約4割はスギやヒノキが主体に植えられた人工林で、昨今の花粉問題は、この人工林が原因だと言われています。本来スギやヒノキは建築材料として需要が高く、こうした人工林の国産材を伐採し上手く利用できれば、花粉問題だけでなく、世界的な環境問題解に繋がることも注目されています。そこで今回は、木造住宅という選択でできるエコ活動についてご紹介します。


スギ林の8割以上が樹齢30年以上という現実

元々計画的に植えたはずのスギやヒノキですが、安価な輸入材の台頭や、林業の人手不足などから、現状その多くが出荷できる樹齢(50年前後)になっても放置されたままです。スギは樹齢25年を過ぎたころから花粉を放出するようになりますが、今、スギ林の8割以上が樹齢30年を超え、大量に放出された花粉がアレルギー問題を引き起こしているのです。さらに日本は森林大国でありながら、建築材の約7割を輸入しています。ウッドマイレージと呼ばれる木材を輸入する際の環境負荷率は、アメリカの約5倍、ドイツの約22倍と先進国の中でも飛びぬけて多く、日本は、木材を輸入するという形で大気中に大量の温室効果ガス(二酸化炭素)を排出していて、こちらも問題視されています。

国産材を使った木造住宅という選択が、日本や地球の未来を救う

スギ花粉などのアレルギーや温室効果ガス大量排出による地球温暖化など、国産材の消費減少による問題を食い止める一つの手段として注目されているのが、国産材を使った木造住宅の建築です。

国産材の消費量を増やすメリットは

・スギやヒノキの伐採による、スギ花粉の減少
・国産材需要増加による、林業従事者の増加
・林業従事者の増加による、国産材の質の向上、自然林の増加
・温室効果ガス排出量の低下による地球温暖化の抑制

など、たくさんあります。

近隣地域の木材を使えば、さらにウッドマイレージを削減することができ、身近な森林を守る手助けができます。
「家を建てるなら、近隣の国産材を使った木造住宅」という選択が、いつのまにか日本や地球を救うエコ活動に繋がっているのです。

まとめ

いかがでしたか?都会でもほんの少し足をのばせば緑豊かな野山が広がる日本。この素晴らしい自然を後世に伝えていくために今私たちができることはたくさんあります。近隣の国産材を使った木造住宅を建てるということもその一つ。私たちの選択で、未来の日本をそして地球を輝かせましょう。
吹田・豊中・池田・箕面で、国産材を使った木造住宅を建てるならピアホーム建設へ。いつでもお気軽にご相談ください。