人とペットの暮らしを豊かにする、犬や猫にもやさしい木造住宅

森林浴をすると清々しい気持ちになるのは、木から放たれるフィトンチッドと呼ばれる物質に癒しや安らぎを与える作用があるからだそうです。たくさんの木から生まれた木造住宅もまた同じく、暮らしを豊かにする木の作用が豊富にありますが、今回は人ではなく、ペットのお話です。木造住宅は、人はもちろんのこと、実は、犬や猫など一緒に暮らす大切なペットにもやさしく寄り添ってくれます。今回は、そんなペットとの暮らしも豊かにしてくれる、木造住宅の特長をご紹介します。


ペットに特化した、オリジナルハウスがつくれる

木造住宅のメリットはさまざまありますが、間取りやデザインの自由度が高いのもその一つ。犬や猫の暮らし心地を一番に考えた、わんにゃんハウスだって思いのままにつくることができるんです。例えば、猫。猫は高い場所や日向ぼっこが大好きで、家のあちこちを歩き回ります。日当たりのよいサンルームや2階へ続く猫専用の階段、各部屋を行き来できる小さな出入り口など、猫の個性に合わせた家づくりができます。

ペット特有の臭いを軽減する

ペットの悩みとして多いのが臭い。癒し効果で知られる木の成分フィトンチッドは、空気の浄化や消臭作用でも知られています。たくさんの木が使われている木造住宅は、ペットの臭いも軽減してくれます。

鳴き声や物音など音をまろやかにする

木は、音を吸収してまろやかにする性質があります。犬や猫などの大きな鳴き声を軽減したり、逆に犬や猫にとって不快な生活音を和らげます。

スギやヒノキのフローリングなど、木はペットの足にやさしい

ソファや机など高いところから飛び降りたり、家の中を走り回ったりするなど、実はペットは足に大きな負担がかかっています。木造住宅は、高齢者の転倒による骨折の少なさからも分かるように、ペットの足への負担を減らします。特に、スギやヒノキなど、やわらかいフローリングがおすすめです。

コンクリートよりも、健康に長生きできる

マウスを使った実験によると、金属やコンクリートの飼育箱よりも木でできた飼育箱の方が圧倒的に生存率や体重の増加率が高く、木造住宅は、ペットにとっても健康的に長生きできる最適な住まいと言えそうです。

参考HP:林野庁 木材は人にやさしい

https://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/kidukai/con_2_2.html

まとめ

いかがでしたか?木造住宅は、インフルエンザや不眠になりにくく、ダニの被害にも合いにくいなど、ご紹介した以外にも人の健康によい影響を与えることが実験などで確かめられていて、ペットにあてはまるものも多くあります。家族同様に大切に育てている命を守るため、みなさんも木造住宅を選んでみませんか?
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