木造住宅という選択が、地球を救う手助けになる!

40℃を超える猛烈な暑さにゲリラ豪雨、記録的な風水害など、ここのところ世界的な異常気象が続いています。その原因の一つと言われているのが、地球の温暖化です。地球は太陽で温められた大気の一部が地球にとどまる「温室効果」によって、生物が暮らしやすい気温に保たれていますが、この温室効果をもたらすガス(二酸化炭素など)の増加により、地球温暖化が急速に進んでいるのだそうです。今回は、その対策として近年大きな期待を寄せられている木材利用による二酸化炭素削減のお話です。実は、木造住宅という選択が、地球の未来を変えるエコ活動に繋がっているんです。


木材は地球温暖化の救世主!

光合成を行う植物は、主に水と二酸化炭素と日光を利用して、生命活動を行っています。そのため植物は、大気中の二酸化炭素を吸収する特性があり、例えば樹齢35年~40年の杉では、1本あたり年間約8.8㎏の二酸化炭素を吸収しているとも言われています。そして吸収した二酸化炭素は、腐ったり、燃やされたりするまで木材中に貯蔵されます。この二酸化炭素の吸収作用は成長期を過ぎると徐々に少なくなるため、成熟した木は木材として利用し、その分植林することで、大気中の二酸化炭素を削減し続けられる、持続可能な好循環をつくることができます。

木造住宅は「都市の森林」

木材を利用した木造住宅は、いわば都市中のCO2貯蔵庫です。それゆえに、木造住宅は「都市の森林」と呼ばれることもあるそうです。また、鉄骨や鉄筋コンクリートに比べ木造は、生産する過程で排出する二酸化炭素の量も抑えることができます。木造住宅を建てたり、木材を使ったアイテムを暮らしに取り入れることで、私たちは知らない間に地球環境保全の一翼を担っているんですね。

参考HP:
公益社団法人大日本山林会 特集 持続可能な社会に向けて(2)「木材利用と地球環境-気候変動について-」
http://www.sanrinkai.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/07/sanrin201805.pdf

まとめ

いかがでしたか?温室効果ガスの急激な増加により、地球温暖化は着実に進んでいます。昨今の異常気象は地球からの警告なのかもしれません。一人ひとりにできることは少なくても、みんなで力を合わせれば世界を変えることもできるはず。無理なくエコ活動に参加できる木造住宅という選択で、みなさんも地球の未来に思いを馳せてみませんか?
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