その間口で大丈夫?新築するなら引っ越し動線も考えよう

春は、1年でも引っ越しの多い季節。そして、この時期になるとよく聞くお家のトラブルといえば、家具が新居に入らない問題。今まで使っていた冷蔵庫やカウンター、マットレスやピアノなど、大型の家具やアイテムが、新居の間口を通らず泣く泣く手放したという人、実は多いのです。大型家具といえば、値段も高く、思わぬ出費の原因に。だからこそ、マイホームを建てる際も、新居に持ち出す家具やアイテムが入る場所や通路があるのか、引っ越し動線を見越した設計にしましょう。


まずは、新居で使う家具や家電を洗い出そう

新居に家具や家電が入らない問題を回避するために、まずは新居で使う家具や家電の洗い出しをしましょう。今後購入予定のものに関しても、引っ越し後すぐ使うものや明らかに大型のものは、予め調べておくと安心です。特に新築の場合、冷蔵庫や洗濯機のスペースを確保することも多いと思いますが、今持っているものに合わせてしまうと、次からそれ以上大きなものが置けなくなります。今後のライフスタイルや家族構成の変化も見越して、スペースを確保しておきましょう。

 

間口だけじゃない、置く場所までの動線も考慮しよう

第一関門である、玄関や窓の大きさがOKでも安心してはいられません。そこからそれぞれ置く場所までの動線は大丈夫でしょうか?例えば、玄関から入ってもキッチンへ続く扉が小さくて入らないとか、階段スペースで曲がれないといった場合も。特に2階にキッチンやリビングを置く場合は、階段に冷蔵庫、洗濯機、ダイニングテーブル、ソファなど大型の家具や家電製品が通れるだけの幅や回転スペースが必要です。その点も踏まえて、設計士やコーディネーターと相談しましょう。

 

いかがでしたか?長年使っていたものが新居に入らないのであればまだダメージも少ないのですが、問題は、新居用に買った家具や家電が入らなかった場合です。これは本当に落ち込みます。ドアやガラスを外すことはできても、家の中の通路を広くしたり、階段を今さら取り外したりすることはできません。今回ご紹介した新居に家具や家電が入らない問題は、事前に回避することができるので、しっかり対策をして晴々新居にお引っ越ししてくださいね。
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