夏でも快適に過ごせる、蚊がわかない庭の作り方

せっかく、広々とした庭があるのに蚊に悩まされて庭いじりどころではないという人、意外と多いようです。蚊は血を吸う生き物で知られていますが、ただ単に腫れて痒いだけでなく、血を吸う際に、マラリアやデング熱、犬に多いフィラリアなど、さまざまな伝染病をうつすこともあります。もし、蚊がいなければ、庭でBBQや水遊び、庭いじりも快適にできますよね。そこで今回は、蚊がわかない庭づくりをご紹介します。


なによりも重要なのは、蚊に卵を産ませないこと!

いくら蚊が住みにくい庭をつくっても、蚊がどんどんわくのでは意味がありません。蚊がいない庭をつくるためになによりも重要なのは、蚊が生まれる場所を徹底的に排除すること。蚊は水たまりで繁殖します。例えば、小さな植木鉢の受け皿にたまったほんの少しの雨水でも繁殖することができます。最初の一歩は、庭にある水が少しでもたまりそうなものを全部なくすことです。雨樋に枯葉などが詰まってできた水たまりも繁殖地になるので、掃除をしておきましょう。

蚊の嫌いな香りを放つ植物を植えよう

子ども用の虫よけシールやリングに天然のアロマオイルが使われているように、実は蚊は特定の植物の香りが苦手です。

例えば、

レモングラス

ミント

ラベンダー

ゼラニウム

ローズマリー

カトニーアスター

など、ハーブ系の植物の香りが嫌いなのだそうです。

蚊は周りの家からも飛んでくるため、できればご近所さんと一緒に取り組むことが望ましいですが、無理な場合は、家の周りを取り囲むようにハーブを植えるといいでしょう。また、蚊は茂みや草むらなど密集した植物に隠れることが好きなので、雑草を定期的に抜くこともおすすめです。さらに、蚊は水はけの悪い湿度の高い環境を好みます。庭の水はけが悪い場合は、土壌の改良も効果を期待できます。

いかがでしたか?網戸もちゃんとしているのに、いつの間にか家に侵入している蚊。蚊の不快な音に悩まされて不眠になってしまう人もいるのだそうです。蚊は小さな隙間から侵入することは稀で、人の出入りについて家の中に潜り込むのだとか。蚊が家の周りにいなければおのずと家の中にも蚊は来ず、屋内も快適になります。まずは、家の周りの水がたまりそうなものを片付けることから、ぜひお試しください。吹田・豊中・池田・箕面で、夏も庭で快適に過ごせる注文住宅を建てるならピアホーム建設へ。素敵なお庭をつくりましょう。